Indeed のインターンシップは単なる夏休みのバイトとは違います。フルタイムで働く経験ができるのです。
私たちは、インターン生にソフトウェア・エンジニアリングの世界にどっぷりと浸ってもらいます。インターン生はわくわくする企業文化を経験し、オースティンの魅力を知っていきます。
何より重要なのは、インターン生の貢献が形に残るような (事実、初期のインターン生のうち一人は、今や Indeed の CTO です) 取組み甲斐のあるプロジェクトを、Indeed が提供することです。
ミクルスウェイト・クラフト・ミーツのフードトラックツアーに参加したインターン生たち
私たちがインターン生に達成してもらいたい目標は、求職者が仕事を見つけるお手伝いをすること、インターンシップを楽しむこと、そしてIndeedの魅力を伝えてもらうことです。
そのために、挑戦し甲斐のあって打ち込める、きちんと定義づけられたインターンのプロジェクトを立ち上げました。
インターンプロジェクトの定義づけ
インターンシップを実りあるものにするには、プロジェクトの選びかたが重要です。
私たちは、インターン生に充実した夏を過ごしてほしかったので、プロジェクトの定義づけに時間をかけました。そうして、理想的なインターンのプロジェクトを以下のように定義しました。
自己完結していること
プロジェクトが他のプロジェクトに依存しすぎている場合、
インターンの進捗を遅らせてしまう事もあります。
定義がきちんとしていること
要件定義を待たずに、すぐに作業にかかれます。
適度な範囲に絞られていること
三か月以内にインターンがプロジェクトを完了できるようにします。
楽しくて柔軟であること
プロジェクトに、インターンがクリエイティブになれる余地を残します。
インターンがプロジェクトを始める前に、メンターはIndeed独自のツールや工程を紹介します。各インターンは小さく完結したコードの変更を一週目の終わりまでにデプロイします。コードが本番環境にいくと、Indeedの伝統にのっとり、インターンはゴングを鳴らします。そこに皆が拍手します。
このトレーニングの後、インターンは各プロジェクトの技術的な挑戦に取り組んでいきます。メンターは引き続きアドヴァイスや、紹介、全般的なサポートをします。
メンターの心得
メンター役をボランティアで引き受けるエンジニア達は、他の人を助け、自身のスキルを伸ばすのに熱心です。メンターの経験は、エンジニアが毎日の業務で活かせるスキルを育てます。メンターは、人をサポートすることに時間を投資することの意義を学びます。
そして、いつ助けるべきか、いつ見守るべきか、なども学んでいきます。
人を励まし、やる気にさせることも学びます。
例えば、メンターはインターンのスキルと興味に合わせて、プロジェクトの期間のカスタマイズを行います。メンターはインターンの意見を聞き、作業を評価し、その中で彼らがクリエイティブでいられる余地を残します。
一部のエンジニアにとっては、メンターになることは、将来のキャリア選択のための情報を与えてくれる、リーダーシップの機会でもあるのです。
場所、場所、場所
時には、インターンシップの一番の醍醐味は、仕事やテクノロジーそのものでなかったりもします。Indeedのインターンシップは、ソフトウェアエンジニアの日常というものに、現実的な視点を与えます。
Indeedのインターン生にとって、この日常というのは、ライブ音楽とフードトラックで有名なテキサス州オースティンの街が舞台となります。オースティンでは、ローラーダービーから室内楽、その他なんでも体験できます。
Indeed の大学採用チームは、インターン生がオースティンもお互いも知り合えるようなイベントを企画します。過去には、トラヴィス湖での船上パーティーや、ダウンタウンのセグウェイツアー、ゴーカートレースを企画しました。
インターン生の皆がプロジェクトに一生懸命取り組む間、Indeedも彼らの夏が最高の物になるように一生懸命取り組むのです。
セグウェイツアーでオースティンのダウンタウンを行くインターン
事例:あるインターンのサクセスストーリー
トム・ウェルナー (アイオワ大学) は2015 年の夏にIndeed のインターンシップに参加しました。彼のプロジェクトは、企業が採用プロセスの中で使える新機能を構築することでした。この機能というのは企業が面接官の指標や、面接官の面接可能日時を確認できるものでした。
このプロジェクトは色々な意味で難しいものでした。
まず、フロントエンドの Web 開発はトムにとって初めての世界でしたが、彼のプロジェクトでは、直感で使えるシンプルな Web アプリを作り出すことが必要とされていました。
加えて、トムは面接官のデータにアクセスするために別のチームと共同で作業しました。さらに、各企業が自社のデータにしか絶対アクセスできないようにする必要がありました。このアクセス制限を実装するには既存のデータ分割のインフラをテストし、修正する必要があったのです。
トムはこれらの課題もすぐに受け入れました。飲み込みが早く、自分で考えて行動できる彼は、このプロジェクトの主な達成までに、予定していたスケジュールの半分の期間で到達したのです。
じゃあ次は?
トムはそれから一か月以上にわたり、彼の興味に基づき、他の便利な機能に取り組んでくれました。
セキュリティの問題を指摘し、Web アプリの管理機能を作成しました。具体的に言うと、トムはユーザー許可のためのアクセス制限リストのインターフェースを開発しました。このインターフェースによって、指定された企業の管理者は、自分たちでユーザー許可の管理ができるようになりました。
この機能なしには、企業は権限を変更の際に、Indeedに連絡しなければなりませんでした。
また、トムは企業が面接までの絞り込みプロセス(ファネル)の情報を管理するのに使用するインターフェースを改善しました。彼はさらに絞り込み機能と設定オプションを追加しました。これは、ファネルの作成、編集、複製を含むものでした。
トムの作業は、企業とIndeed内部ユーザーの使い勝手を改善してくれたのです。
デモの機会も
トムが素晴らしい仕事をしてくれたので、彼のメンターは、さらに広範囲のプロダクトチーム、採用チーム、上層部を含む、大きな内部グループに向けて、プロジェクトのデモをするよう頼みました。そして、皆がトムのプロジェクトへの功績に感心しました。
成功に限界はない
トムの才能と貢献は、彼のインターンシップを素晴らしい成功に導きました。
Indeed はトムが能力を発揮できる機会を与えましたが、彼の働きは私たちの期待をはるかに上回るものでした。トムはプロジェクトでクリエイティブさを発揮しつつ、事業に必要とされるものを生み出してくれました。こういったバランスは、私たちが常に奨励しているものです。
皆にとっていいことだらけ
そんなトムも、Indeedの企業目標達成に手助けをしてくれた、2015年のオースティンのインターン生27人のうちの一人にすぎませんでした。
もう一人のインターン生は、国際市場の指標を表示するWebアプリを開発しました。
Indeedのフルタイム社員になったシントン・シュウ(ミシガン大学)は、市場のアナリストが、自社のマーケティングの投資を調整すべきなのはどの国か識別できるWebアプリを作成しました。向上した国際データをもとに、グローバルな成長するために、よりスマートな投資をできるようになりました。
インターン生は自社のプロダクトとテクノロジーに、革新を起こす新鮮な視点をもたらします。彼らはまた私たちの働く現場に活気とエネルギーを与えてくれます。そして、大学へ戻った後には、Indeedでの経験をシェアして企業イメージアップをし、社員になりうる才能を惹きつける手伝いをしてくれるのです。
けれど、インターンシップの最終的な目標は、Indeedのフルタイム社員を獲得することです。インターンシップは三か月間におよぶ採用面接のようなもので、インターン生が彼らの能力を全て発揮できるユニークな機会なのです。
そして、私たちにとっても、Indeedで働くことがどんなにわくわくする事かを、インターン生にアピールをできる機会でもあります。
インターン経験者が社員としてIndeedに戻って来る際には、何が自分に合う環境なのか既に分かっているというメリットもあるのです。
まとめ。
インターンが良い経験を積めると、Indeedも活き活きします。
Indeedのインターンシップに興味を持った方は
university-tech-recruiting@indeed.com までご連絡ください。