Indeed のエンジニアリング文化について書いたこれまでの投稿では、チームを独立させること、 失敗から学ぶこと、 統合負債を管理すること、自主性と自発的な取り組みを尊重すること、そして 個々をスタック・ランキング制度で評価しないことの大切さについてお伝えしました。今回の投稿は、Indeed で私たちがどんな風に働いているのかという私の考えを締めくくりとしてお伝えしたいと思います。
Indeed の特性として、私が最も印象的だと感じたのは、この会社をゼロから築き上げてきたトップのエンジニアやマネージャーまでもが謙虚である、ということです。自慢や自賛は、Indeedでは見かけない光景です。同僚達のことを知っていく中で、正しいとか間違っているというのは過大評価されていると思うようになりました。それより、正しいことをする、ということに私たちは注力しています。ベテラン社員が時間をかけ、忍耐強く対応してくれることに私は驚きました。まだ何も実績をあげていない私の意見に耳を傾けようとしてくれたので、最初は、何故ここまで良くしてくれるんだろうと思ったものでした。
こうしたことを私が理解するまでに、少し時間がかかりました。そして、データを重視し自発性を求めることで、実践的かつ迅速に重要な議論を収めることができる、ということに気がついたのです。例えば、機能 X が事業に必要であると確信しているのであれば、マネージャーやディレクター陣を説得する必要ありません。説得できなかったり、最初から説得する気がなかったとしても、それに対して不満を募らせることはありません。あなたの経歴は ( ほとんど ) 関係ありません。あなたが唯一しなければいけないことは、自分の定理を実証または反証できるテストを設計をして、送り出すことなのです。もし、あなたがそれをやっていないならば、どうして発言できるのでしょう?
( 編集者より: Indeedのエンジニアリング文化の最も大切な視点のいくつかにスポットライトを当てた 5 周年記念のシリーズは、この投稿で最終回となります。自身の視点をシェアし、私たちが毎日仕事に来るのが大好きな理由を思い出させてくれた James Dingle に感謝します。Indeed に興味を持たれた方は、是非採用案内をご覧ください。https://www.indeed.jobs/ )